2009年4月19日 湖北ツーリング

2009年04月25日 14:07

2009年4月19日 (第21回) 湖北ツーリング



8時10分出発。大山崎ICより名神に入る。ETC車はゲート内側で全車揃うまで待ち合わせる。
京都東ICより湖西道路(R161)を北に向かう。



新旭風車村に到着。霞んではいるが遠くまで見通せる。写真背後の山、右側は蛇谷ケ峰、
その左手の大きな山塊は武奈ケ岳だ。
恒例のコーヒータイム。社長がコッヘルとガスボンベで炒れてくれるコーヒーは最高だ。



ここは昨年、一昨年は一面の菜の花畑だった。だから今年も来たが麦畑になっている。
菜種科は連作ができないと聞いたがそのせいだろうか。
それにしてもこの麦畑は一面に種をばら撒いた感じで列(畝)がない。手入れに歩く隙間がないし
刈り取り時に茎を束ねることもできないが。ともあれ青空の下でコーヒーがうまい。



新旭風車村から少し北へ行くと菜の花畑がある。
実は先週ここに来たときに見つけてあって菜の花はここで見ることにしていたのだ。
道路沿いは桜並木で「さくら街道」という道標が建てられている。先週は桜が満開で桜と菜の花の
両方を同時に楽しむことができた。
今週はすでに葉桜になっていて残念。



海津大崎を経由してr286経由R8を北上し滋賀・福井の県境にある「とろろそば孫兵衛」に至る。
途中気持ちのいいワインディングが続くからといってぬわわKm以上も出してはいけない。
そば・とろろ・つゆ、だけが出てくる「孫兵衛」はもう3回目ですっかりツーリングの昼食の定番に
なった。店の前には石碑が建ち松尾芭蕉との関係を伝えている。

     芭蕉翁と西村家

  西村家は遠く村上源氏の出 この峠を開拓しここ北陸街道随所に
  問屋を営んだ旧家であり芭蕉とのつながりが深い
    一、奥の細道素竜本を秘蔵
    一、芭蕉翁松風塚と名園□□松風の落葉が水の音□□・・・
    一、薫風に心酔した□人 当家十世野□ 十一世自得が出た
    一、峠の要路 旧塩津街道の一部を残す

この西村家に伝わる「おくの細道素竜清書本」は有名で国指定重要文化財でもある。 



R8からR161に入る。
ここは愛発(あたか)という地名が残っている。奈良時代の大和を守るための3つの関所、
東海道の鈴鹿関、東山道の不破関、北陸道の愛発関のひとつである。鈴鹿関(現・関町)、
不破関(現・関が原)は場所が特定されているが、愛発関は諸説あり特定できていない。
途中、r533に入る。山間に1本だけ立ち尽くしている大きな桜の木を見るためである。
しかしこの桜も残念ながら葉桜になっていた。

このとき谷の下で転倒しているWR250の人を発見し救う(写真右)。



マキノのメタセコイヤ並木に至る。快走。
R303で朽木に至り、2度目のコーヒータイム。
R168を梅ノ木で西に折れ、久多広河原線(r110)、京都広河原美山線(r38)で美山に向かう。
写真右は佐々里峠付近の小休止。雪が残っている。
佐々里峠の北は京大演習林として保護されている芦生の森、南側はトレッキングで親しまれて
いる廃村八丁であり、京都北山のヘソのような地域である。



美山からr19でいつも休憩する日吉ダムに到着。3回目のコーヒータイム。
この後、園部からR307経由、高槻に18時ころ到着。
全18台トラブルなし。ありがとうございました。

(FZ6)


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