2010年4月18日(№.29)小浜-美山

2010年04月19日 00:00

2010年の最初の本格ツーリング、目的地は若狭湾小浜です。
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(左)菜の花畑を見ながら-亀岡付近 (右)日吉ダムへ向かう

近年、JR亀岡駅と保津川の間の地域が区画整理され保津川を渡る橋も大きく立派になった。その一部に大きな菜の花畑とれんげ畑ができている。そばには保津川下りの舟も置かれている。保津川下りやトロッコ列車(嵯峨野観光鉄道)にも比較的近いせいもあってこの花畑には多くの人が訪れるようになっている。

例年は湖西の新旭風車村で菜の花畑を見るのだが昨年(2009年)春は休耕のためか菜の花はなかった。今年はどのようだろうか。見に行った人はいない。

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(左)美山の手前、周山街道(R162)に合流 (右)周山街道(R162)を堀越峠に向かう

春にツーリングするとたびたび桜に出会うのに驚く。1本の孤高の桜だったり、桜の列で街道がさながら桜のトンネルになっていたりする。そのために訪れる人もいないが立派な桜である。

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(左)堀越峠を力走、峠を越えるとR162は堀越街道と名を変える
(右)小浜・かねまつの定番、海鮮丼(並クラス)

地元の人以外に訪れるライダーが後を絶たない「かねまつ」。初めて来たのはおそらく2006年、単にガイド雑誌を見て来たのだった。それ以降、毎年ツーリングおよびその他の旅で必ず寄るようになった。多層構造の海鮮丼とおかわり自由の赤だしは相変わらず絶品だ。また店の奥に広げてある魚の一夜干しをたくさん買って帰るのも恒例である。

食事処かねまつ(Yahooグルメ)


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(左)(右)復路、名田庄ちかくの桜並木

小浜から名田庄に向かう途中にいくつか見事な桜並木がある。誰からともなく思わずバイクを止め一時休止となる。私たちは心優しい人間なのだ。桜並木の下を静かに繰り返し走る人もいる。ここでも社長がコッヘルとガスボンベでコーヒーを炒れてくれる。最高だ。

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(左)美山かやぶきの里 (右)お地蔵さんにごあいさつ

復路、美山から由良川を遡行しかやぶきの里に至る。美山では秋ほどではないが結構人は多い。

親戚の叔母はこの美山の出身で昔、ここから舞鶴の叔父に嫁入りした。「舞鶴へ行くと本当に町で便利さに驚いた」という。しかしその舞鶴といっても家は青葉山の中腹で昔々は山賊をしていたと言うほどの山奥で町までは現在でも車で20分かかるところなのである。美山は以前はそれほどの孤立した村だったのである。現在でも京都市市街地との最短の公共交通機関はJRバスと地元の町営バスを乗り継ぐしかなく、あまり変わっているわけでもない。

それが秋には観光バスが列をなし、かやぶきの里にはカメラの砲列が並び、家々の間はソフトクリームを手にした観光客で埋まるようになった。まさに田舎を逆手にとった成功である。毎年の夏には数日に渡って音楽祭が開かれ全国から人々が参加する。

第4回美山ギター音楽祭 2010/8/15-19


このお地蔵さんの故郷もこの美山からさらに奥に入り佐々里峠を越えたさらにその先の村落である。いまも同じ姓の家がいくつか並んでいるが、子供のころに冷たい小川で遊び魚を採った思い出を聞いたことがある。

そうした人たちも徐々に一線から遠ざかりつつあり古い日本の記憶も薄れていくように思われる。


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(左)(右)枚方亀岡線(r8)樫田トンネル北側のヘアピンカーブ

帰路最後の難所の樫田越え。なぜか赤い点がひとつ離れている…。


いただいたかねまつの一夜干しを家で食べました。
おいしかった!
山の神さまにもご霊験あらたかです。


(FZ6)


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