2011年5月3-4日伊豆・富士ツーリング

2011年05月05日 09:15

2011年5月3-4日伊豆・富士ツーリング
MT-01 XJR1300 BMW_K1200RS Triunph_Tiger1050 CBR1000XX Versys650 FZ6

高槻ギタークラブのページへ
5月3日

名神桂川PA-御在所SA-浜名湖SA-日本平PA-沼津IC-R1-R136-伊豆中央道-修善寺道路-修善寺-戸田峠-西伊豆スカイライン-土肥峠-西天城高原線-風見峠-湯ヶ島-淨蓮の滝-旧天城トンネル-筏場-冷川IC-伊豆スカイライン-芦ノ湖スカイライン-箱根スカイライン-御殿場

20110503001.jpg 20110503002.jpg
西伊豆スカイライン北端の戸田峠(12:50)

一面が低い熊笹で覆われています。天候は晴れのはずですが黄砂のため富士山も海も全く見えません。
地図を見ると戸田峠で標高770m、西伊豆スカイラインは概ね標高800-900m超です。思ったより高いところを走っている。関西だと六甲山の上や龍神スカイラインと同じ高さです。

関東のライダーは伊豆半島と紀伊半島を同じくらいの大きさと誤解して紀伊半島での距離感を誤るのだそうですが関西のライダーは逆に伊豆半島を小さく、低く感じすぎるのかもしれません。

P1060930.jpg P1060936.jpg
西伊豆スカイライン

西伊豆スカイライン南端の土肥峠からさらに南に走り西天城高原線に入ったときです。バイクが転倒事故を起こしているのに遭遇しました。3人連れで負傷した1人を路肩に寝かせたところのようでした。

119番通報するのですが正確な場所が言えません。地図やGPSを見て「棚場山トンネルの南」だということになって救急に伝えました。地元の男女2人連れが車を止めて手際良く場所をもう一度説明してくれました。救急車が修善寺から来るのに30分くらいかかるとのことです。ゆるい右カーブのゆるい下り。ブレーキ痕なし。左側のブロック積みの斜面に衝突。左鎖骨骨折?、その他切り傷など。無事回復されることを願います。

西伊豆スカイラインでは事故の90%が手前での減速不足によるカーブでの事故だそうです。

P1060941.jpg P1060947.jpg
(左)淨蓮の滝(14:00) (右)淨蓮の滝前の伊豆の佐太郎で昼食

Versys650氏はここで別れ帰途につきました。渋滞を心配したのですが案外順調に帰れたようで途中の夜景の写真をXJR1300氏に送ってくれていました。

伊豆の佐太郎

20110503005.jpg 20110503007.jpg
旧天城トンネル前で(15:00)

R414から砂利道の旧道に入りしばらく行くと旧天城トンネルがありました。トンネルは車も通行可能で対向車がいないことを見て通り抜けることができます。

天城峠は川端康成の「伊豆の踊子」をはじめ多くの物語を生んできているようです。この辺りはXJR1300氏が造詣が深いのでお聞きください。

この後、湯ヶ島からr59に入りBMW_1200RS氏の案内で筏場の大きなわさび田(わさび谷)を見ました。山の北側の谷を利用して広大なわさびの栽培がおこなわれています。屋根の網が出し入れできるようになっていて日光量も場所ごとに調整しています。伊豆最大のわさび田だということでした。
「筏場」という地名も古来、ここから作物を筏で修善寺まで引いていっていたのでしょう。伊豆は新幹線でもおなじみの静岡名産わさび漬の発祥の地でもあります。

P1060965.jpg P1060967.jpg
(左)伊豆スカイライン-スカイポート亀石(16:40) (右)同 熱海峠(17:15)

東名高速の渋滞で1.5時間遅れの工程のため残念ながらターンパイクは割愛。冷川ICから伊豆スカイライン、芦ノ湖スカイライン、箱根スカイラインをそのまま走って御殿場へ下ることにします。
スカイポート亀石では下に伊東市が見えるはずですがなにも見えません。熱海峠では下に熱海市の市街が灰色に霞みながら見えました。少し沖合に初島が薄く浮かんでいました。

P1060970.jpg P1060977.jpg
(左)雨具装着! (右)居酒屋さかなや御殿場駅前店のお造り

熱海峠から急に濃霧と雨に見舞われました。2007年9月の高山への宿泊ツーリング開始から雨にあわないツーリングなどほとんどなくこれくらいの雨で済むなら文句ありません。右左にいやな小刻みカーブがまだんなく繰り返す箱根スカイラインを下ってホテルに無事到着(18:30)。

ホテル紹介の「さかなや」さんで夕食。人気店のようで刺身もてんぷらも大きく満足でした。
3日走行距離570Km

居酒屋さかなや
スーパーホテル御殿場1号


5月4日

御殿場-須走-ふじあざみライン-五合目-ふじあざみライン-東富士五湖道路-河口湖大橋-河口湖上九一色線-富岳風穴-r71-白糸の滝-r72-r180-富士宮-西富士道路-富士IC-浜名湖SA-御在所SA-草津SA-大山崎IC-高槻

20110503009.jpg 20110503008.jpg
スーパーホテル御殿場1号館前 (左)東名IC東京方面入口

実は昨夜、さかなやさんに向かう2台のタクシーの運転手さんからそれぞれアドバイスを受けていました。

 ・スバルライン 地震の通行止めは3月末解除、しかし昨日は雪が降っていた
 ・ふじあざみライン(須走口) 道が凍っているので特にバイクは無理です
 ・富士山スカイライン(表富士) 3月15日の地震で7箇所が崩れ通行止め

BMW_K120RS氏の計画表では4日はこの3つの五合目全てに到達する工程だったのですが…


20110503012.jpg 20110503016.jpg
P1060987.jpg 20110503121.jpg
20110503015.jpg 20110503018.jpg
ふじあざみライン五合目(8:15)

まず、ふじあざみラインを行ける所まで行って演習中の陸上自衛隊を激励する、ということだったのですが、問題なく五合目まで行けました。人も少なく、混雑するスバルラインなどよりずっとすばらしいコースです。富士山もこの時間帯だけ快晴でした。下界は霞んで良く見えません。

20110503024.jpg 20110503022.jpg
ふじあざみライン

ふじあざみラインではなく、スバルラインなのですが昔、仲間3人と深夜にスバルラインを歩いて富士登山に向かったことがありました。

なぜ30Kmもあるスバルラインを歩こうとしたのか今となっては分かりません。スバルラインに着いた時にはすでに22時頃で当然バスもありません。何時間歩いたのか分かりませんが当然あきてしまい、時々通る車を止めようとしました。
何台目かにやっと止まった車になだれ込むようにして乗せてもらったのですが、車は確か1000ccのパブリカで乗っていたのは東京の同じ学生2人。5人乗りで五合目標高2800mに向かうパブリカはたびたび進まなくなりやっと五合目についた時にはボンネットから白い煙(蒸気?)が吹き出していました。
我々はお詫びと共に持っていた缶詰などをみな渡して逃げるように立ち去りました。



20110503031.jpg 20110503028.jpg
P1070009.jpg 20110503135.jpg
河口湖 円形ホール付近で(9:30)

河口湖北岸は美術館などが並んですっかり軽井沢化?していました。
ここから対岸になる河口湖南岸に常在寺というお寺があり毎年秋に1週間のクラブの合宿をさせてもらっていました。そのころ山中湖などは洗練された別荘地の感があるのに比べ、河口湖はまだ土産物屋が並ぶ田舎びた観光地だったのですが、だいぶ変わっていました。

P1070032.jpg P1070037.jpg
(左)富岳風穴(11:00) (右)r71から背景は少し遠い本栖湖


20110503039.jpg 20110503042.jpg
白糸の滝(11:50)

P1070055.jpg P1070052.jpg
けやき坂(焼きそば) (12:30)

BMW_K1200RS氏が昨年9月にご夫婦で偶然入られたお店です。今回その記憶をたどって再訪しました。家族経営のお店でお話の上手な娘さんが対応してくれました。焼きそばはおいしく期待通りでお得感抜群でした。

店の前の県道180号線を自称「けやき坂」とし店名としているそうです。我々の高槻市のシンボル「槻の木」もけやきのことなので姉妹都市(店?)の交流ができそうです。富士宮ではぜひ「けやき坂」を訪ねてください。

富士宮市万野原新田
(国道139号線登山口交差点から県道180号線を1Km余り北進・セブンイレブンとファミマの間)
0544-24-3392

P1070058.jpg P1070061.jpg
(左)富士川SA(13:30) (右)浜名湖SAの抹茶アイス(15:20)

草津SAから流れ解散とし全車無事帰着しました。
高槻18:30着 
4日走行距離480Km 合計1050Km

P1060917.jpg沼津ICを下りて伊豆中央道手前でBMW_1200RSの後ろタイヤがパンクしていました。
Triunph_Tiger1050氏携行の応急修理グッズとXJR1300氏の技術で事なきを得ました。タイヤは昨日交換したばかりの新品だったこともあり、昨夜奥方様が太いピンを差し込んだのではないかという推測もありました。

これが今回ツーリングの唯一のトラブルでした。





コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://hatada.blog42.fc2.com/tb.php/84-977c8168
    この記事へのトラックバック


    最新記事


    inserted by FC2 system